医 療 業 務
Q.1
医療業界と診療所開業の現状
 
 私はもうすぐ40歳になりますが、同僚たちが開業するようになり、「そろそろ自分も開業を」と考えるようになりました。しかし、正直なところ開業の不安はあります。開業しても大丈夫だろうか・・やっていけるのだろうか・・と。診療所の現状について、教えてください。
 
A.1
 
地域や診療科によって格差はありますが、近年、開業は確実に増えています。厚生労働省の調査によれば、全国の一般診療所の数は、この10年あまりで約15%増加し、およそ9万5千件になります。しかし、それに比例して診療所の患者数も増えているかというと、こちらは必ずしも増えているとは限りません。言うなれば“パイの奪い合い”という状況が起こっているのです。加えて、平成14年4月の診療報酬マイナス改定、平成15年4月からの社保本人3割負担といった制度改革は、診療所経営に非常に大きな影響を与えつつあります。だからといって、すべての診療所が減収を余儀なくされているかというと、決してそうではありません。確実に患者数を伸ばし、成功しているところも少なくありません。
 つまり、“明”と“暗”の二極分化、“勝ち組”と“負け組”がはっきりしてきたということが言えるでしょう。
 「明確なビジョンを持って、開業に向けしっかりと準備しておけば、診療所開業はきっと成功します。」逆に、中途半端な気持ちでは開業は成功しません。そのことをよく認識した上で、開業を前向きに考えてみてください。
 
 

 

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