クリニック開業Q&Aその9.「金融機関との交渉」
Q. 先日作成した事業計画書を持って、今度金融機関へ融資の依頼に行こうと考えています。交渉に当たり、何か留意すべき点はありますか?
A. まず、一口に金融機関と言っても、地方銀行や信用金庫だけでなく、国民金融公庫、社会福祉医療事業団などの公的融資も見逃すことはできません。種々の制約はあるものの、これら公的融資は返済期間が長い上に固定金利の場合が多く、現在のような低金利時代には有利な選択肢だと言えるかも知れません。
民間金融機関も一行のみでなく、数行を訪問して、幅広い選択肢の中から慎重に判断することをお勧めします。
<金融機関との交渉に当たり、次の点に留意しましょう>
1).借入れに関する基礎知識を身につけておく
2).長期と短期のバランスを考える
3).長期借入れには担保や保証人が必要
4).誠実な態度で、経営姿勢を明確に
5).事業計画の提出と説明が不可欠
6).金融機関の選別基準
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